EAとは
『EA』ってなんや？
自動売買ソフトのことを『EA』って言うんや
Expert Adviser（エキスパート アドバイザー）の略で自動売買ソフトのこと。
チャートにセットしておくとロジック（プログラムされた売買ルール）に従って24時間自動でトレードしてくれます。
へぇ～、自動でやってくれるって便利やなぁ
そやなぁ
せやけど、デメリットもあるからなぁ
私もEA開発をしていますが、「EAは完璧や」とは思っていません。
何に関してもそうですが、EAにもデメリットはあります。
メリット・デメリットを理解した上でEAの運用をして欲しいと思います。
EAのメリット・デメリット
EAはチャートにセットしておけば自動でトレードしてくれる便利なツールですが
デメリットもあります。
メリット・デメリットを理解して利用して下さい。
メリット
まずはEAのメリットを見てみましょう。
時間の制約がない
EAはチャートにセットしておくだけで24時間トレードしてくれます。
チャートに張り付いている必要もなく、時間的な余裕ができます。
ロジックに従って忠実にトレードしてくれる
裁量でトレードしていると感情に左右されることもあるでしょう。
ですがEAは淡々とロジックに従いトレードしてくれます。
損切りを躊躇することも、びびって利益の少ない段階で利確してしまうこともありません。
メンタルが弱いと思う方にはおススメです。
おーしゃんもこれが理由でEAの世界に飛び込んだもんやからなぁ
多くの通貨ペアに対応できる
例えば裁量で20通貨ペアに対応しようと思ったらどうでしょう？
20個のチャートを表示させて、複数の手法を駆使して・・・
時間的にも物理的にも無理があると思います。
米ドル/円のチャートを見ている間に、ユーロ/米ドルのエントリータイミングを逃してしまったなんてこともあるかもしれませんよね。
ですが、EAなら何通貨だろうとエントリータイミングを逃すことはありません。
デメリット
続いてデメリットを見ていきましょう。
柔軟な対応が出来ない
急激な価格変動への対応が遅くなることがあったり、相場に応じたスタイルの変更などが出来ないといったデメリットがあります。
例えば、指標発表や要人発言の後の急変動について行けないことはしばしばあります。
コストがかかる
EAを導入するためには費用がかかることがあります。
EAの購入費用、VPSの導入費用が主な費用ですが、これに関して詳しくは後述しますのでここでの詳細説明は割愛させて頂きます。
ブラックボックス
ほとんどの方はEAのプログラミングをすることは出来ないと思います。
となれば、誰か他の方が開発・作成したEAを使用することになると思います。
EA開発者は基本的に自分のEAのロジックを公開しません。
（一部公開されている開発者もいらっしゃいますが、ごく稀です）
ということは、ユーザーはEAのロジックが分からないままEAを使用することになります。
EAのメリット・デメリットを見てきました。
EAは選び方や運用方法を間違わなければ十分に利益をもたらしてくれると思っています。
「自分がEA開発者やからって・・・」って声が聞こえてきそうですが（汗）
私の私見ではありますが、利益を出せるEAの選び方、運用方法は改めて記事にしたいと思います。
EAを手に入れる方法
EA使ってみようと思うんやけど、どないして手に入れたらええんや？？
方法はいくつかあるから順番に見ていこか
販売サイトで購入する
もっとも簡単な方法で『買ってしまう』です。
国内最大手の『Gogojungle』（通称『ゴゴジャン』）やオークション形式でも購入可能な『ヤフオク！』などの購入サイトがあります。
EA-BANKを利用する
『EA-BANK』という条件を満たせば無料でEAを使い放題できるサイトがあります。
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会員登録 → EA-BANK経由で口座開設 → その口座に10万円入金
もちろん入金した10万円は自己資金です。
この3SETPでEA-BANKサイト内のEAが使い放題になります。
無料で使い放題だけでなく、EA-BANKは審査が厳しく出品されているEAには優秀なものが多くあります。
FX会社独自のシステムを利用する
FX会社によっては独自のシステムを提供している会社もあります。
もちろんそのFX会社で口座開設する必要はありますが、これも無料でEAを入手できます。
EAを稼働させる前の準備
EAを稼働させるにはMT4を常時稼働させておく必要があります。
その方法として
- パソコンを常時ONにする
- VPSを契約する
- スティックパソコンを利用する
があります。
パソコンを常時ONにする
自宅のパソコンを常時ONにしておきます。
一番簡単な方法ですが、デメリットもあります。
・パソコンを常時ONにしているので電気代がかかる
・通信障害や停電のリスクがある
・パソコンで他の作業をする時に負荷がかかる
私もEA運用を始めた頃はこの方法を利用していました。
手軽に始めたい方にはおススメできますが、やはり通信障害や停電によってパソコンがシャットダウンしてしまうリスクは怖いなと思います。
停電の経験はありませんでしたが、通信障害でEAが停止していたことはありました(^^;)
VPSを契約する
VPS（Virtual Private Server）を契約して稼働させる方法です。
自分のパソコンの中に専用の仮想サーバーを入れ、そのサーバー内でEAを稼働させます。
安定的に稼働させられること、自分のパソコンは電源OFFにできることはメリットです。
最大のデメリットはコストがかかることで、私の利用している『お名前.com』は月額2,000円程度～の費用が発生します。
〈PR〉お名前.comについて詳しくはコチラから
スティックパソコンを利用する
スティックパソコンを利用することでデスクトップやノートパソコンに比べて電気代の削減ができます。またリモート接続に対応した機種であれば、他のパソコンやモバイルからの接続も可能です。
デメリットは初期投資がかかること、安価な物でも1万円程度～高価な物なら4万円ほどかかります。
私は最終的にはVPSを利用しています。
月額費用が発生しますが、安定的に稼働させるための投資と考えて決めました。
みなさんも自分のスタイルに合った方法を選んで下さい。
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