ここではMT4で取引する方法を、成行注文を例に解説していきます。
エントリーの方法
まずはエントリー方法から解説していきます。
- STEP1①の「新規注文」をクリック、または②の通貨ペアをダブルクリックする
「オーダーの発注」ウィンドウが開きます。
- STEP2③の項目をプルダウンリストから選択、または直接入力する
「数量」などの数値の欄は直接入力できます。
「コメント」は任意で入力して下さい。
「決済逆指値(S/L)」と「決済指値(T/P)」は一旦無視して下さい。注文の変更で解説します。 - STEP3④で「成行売り」、または「成行買い」をクリックする
青枠の数字が成行注文する時の価格になります。
『BID』 / 『ASK』 の順で表示されています。
BID？ ASK？？ 訳分らん？？？
BIDは売り値、ASKは買い値のことや
BID（びっど）は売り注文を出すときの価格で、いわゆる売り値
ASK（あすく）は買い注文を出すときの価格で、いわゆる買い値
のことです。BIDとASKの価格の差を『スプレッド』と言い、FX会社の手数料になります。
みどり色の枠にある注意はどういうことや？？
あぁ～『スリッページ』のことやな
成行注文の場合、相場環境などが原因で注文価格と約定価格にずれが発生することがあります。
このずれのことを『スリッページ』と言います。
成行買い、または成行売りのボタンをクリックすると以下の様なメッセージが出たら注文完了です。
ターミナル内の「取引」タブに新たなポジション情報が表示されます。
チャートには約定価格に上の図のようなラインが表示されます。
注文の変更
保有しているポジションの変更方法について解説します。
- STEP1①で変更したいポジションの注文番号をダブルクリックする
- STEP2②でプルダウンメニューより「注文の変更または取消」を選択する
- STEP3③の「注文の変更」の欄に入力する
数値は直接入力できます。
- STEP4入力した内容でよければ④のボタンをクリックして確定する
ところで『決済逆指値』とか『決済差値』ってなんや？？
あぁ～、ほんだら説明するからよぉ聞いときや
S/Lは『StopLoss（すとっぷろす）』の略。損切するための価格。
許容できる以上の損失を出さないために設定する価格のこと。
T/Pは『TakeProfit（ていくぷろふぃっと）』の略。利確するための価格。
この価格まで来たら利益を確定するために設定する価格のこと。
S/LやT/Pを設定しておくと、チャートから離れている間でも利確や損切ができるので便利な機能です。
特にS/Lは、急激な値動きがあって損失を膨らませないためにも設定しましょう。
上の図のようなメッセージが出れば注文の変更は完了です。
ターミナル内の取引タブにも設定した価格が表示されます。
万一、間違ったとしても再度変更すればOKです。
設定した価格が、現在価格に近すぎると直ぐにS/LまたはT/Pにかかってしまい得られるはずの利益を逃してしまう可能性があります。
逆に離れすぎているとなかなか約定されずに損失が大きくなる可能性もありますので注意しましょう。
適正なS/L・T/Pの設定はいくらか？ってのは難しいところで、経験なんよねぇ～(;・∀・)
決済の方法
- STEP1①で決済したいポジションの注文番号をダブルクリックする
- STEP2②の成行決済のボタンをクリック
お疲れ様でした。MT4での取引方法はこれでお終いです。
デモ口座でしっかり練習して本番に備えよう！
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