【FXのきほん】 第2章『取引きしてみよう』

FXのきほん

この章では実際の取引き手順を、MT4を利用して解説します。

MT4に関して詳しくは下の記事を参考にして下さい。

チャートの見方

ところで下のようなグラフを見たことありますか?

見たことあるけど、全く意味が分からん(T_T)

これは『チャート』って言うて、為替のいろんな情報を教えてくれる優れもんなんや。

ローソク足

為替レートは時々刻々と変化しています。
その変化する価格の動きを、指定された期間でローソクのような形で表したものがローソク足です。

少し難しい言葉で言うと、
ローソク足とは指定された期間での『四本値』を表すものです。

四本値??

四本値は始値終値高値安値のことや。

【始値(はじめね)】ある期間の最初のレートのこと
【終値(おわりね)】ある期間の最後のレートのこと

【高値(たかね) 】ある期間の中で一番高いレートのこと
【安値(やすね) 】ある期間の中で一番安いレートのこと

例えば、1:00~1:59のローソク足の場合

 始値(はじめね):1:00の価格
 高値(たかね) :1:00~1:59の間で一番高い価格
 安値(やすね) :1:00~1:59の間で一番安い価格
 終値(おわりね):1:59の価格

ちなみに、ローソク足は2種類あって、
始値よりも終値が高いローソク足を『陽線(ようせん)
始値よりも終値が安いローソク足を『陰線(いんせん)と言います。

陽線の説明


陰線の説明


ちなみに・・・
右の図のように始値から終値の部分を
『実体』
実体部分から上下に伸びた棒線部分を
『ヒゲ』
と言います。

また、終値はローソク足の形を決定する価格であることから多くのトレーダーが注視する価格と言われています。

へぇ~
ローソク足ってぎょうさん情報があんねんなぁ

そうなんや!
ローソク足が集まったチャートはもっともっと情報がいっぱいあんねん

最初にあったチャートをもう一度見てみましょう。

①『通貨ペア』『時間足』『始値』『高値』『安値』『終値』の順で表示されています。
②横軸には時間が表示されています。左から右へ時間が経過しています。
③縦軸には価格が表示されています。上に行くほど価格が上がります。

また、このチャートの前半部分では段々と価格が下がり、後半部分では価格が上がっていることが分かります。

価格が下がっていっている状態を『下降トレンド』、上がっていっている状態を『上昇トレンド』と言います。
また、一定の価格帯で上がったり下がったりを繰り返している状態を『レンジ』とか『ボックス』と言います。

時間足

時間足とは、ローソク足1本分の期間のことで、『1分』から『1ヶ月』まであります。

時間軸の種類

日足であれば1日(0:00~23:59)の値動きが1本のローソク足で表されています。

時間足はトレードのスタイルや手法によって使い分けされるんや。


取引きしてみよう

注意!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

自分の資金を守るためにも、いきなりリアル口座で始めずに、まずはデモ口座で練習しましょう。

まだデモ口座を持っていない方は下の記事を参考に先に作りましょう。

デモ口座作ったでぇ~

よっしゃ、ほんだら順番に説明していこか


注文方法の種類

FXでは『買い注文』と『売り注文』があり、それに加えて『成行注文』、『指値注文』、『逆指値注文』の3種類の基本的な注文方法があります。
『買いの成行注文』、『売りの成行注文』・・・と合計6種類の注文方法があります。

成行注文

FX会社が提示している価格で取引きする注文を『成行注文』と言います。

指値注文・逆指値注文

あらかじめ価格を設定しておき、その価格になったら取引きする注文を『指値注文』、『逆指値注文』と言います。予約注文なのでチャートをずっと見ている必要がないというメリットがあります。

この2つの違いは
指値注文は、今の価格より有利になったら取引きする(価格が下がったら買う、上がったら売る)
逆指値注文は、今の価格より不利になったら取引きする(価格が上がったら買う、下がったら売る)

ちょっと何言ってるか分かりません

ほんだら下の図を見てみて

指値注文・逆指値注文のメリット

指定の価格になれば約定(※)するので、チャートをずっと監視する必要がない。

(※)約定(やくじょう)とは、注文が確定して売買が成立することを言います。

指値注文・逆指値注文のデメリット

指定した価格にならないと約定しないので、現在価格から離れすぎた価格で設定するといつまで経っても約定しない。

なんとなく分かったけど、なんでこんな注文の仕方するん??

ええとこに気付いたなぁ

為替相場では、「ある価格でトレンドが反転する」ということがあります。
そのトレンドの反転をねらい、ある価格を指定しておいて利益を得る戦略で使用するのが『指値注文』です。

逆に「ある価格を上回ったら相場の上昇が加速する」、「ある価格を下回ったら相場の下降が加速する」ということもあります。
そのトレンドに乗って利益を得る戦略で使用するのが『逆指値注文』です。

それぞれのトレード戦略に合わせて注文方法を使い分けましょう。

トレードの方法

まずは簡単にトレードの流れを解説します。

【トレードの流れ】
  • 注文
    通貨ペア、取引き数量、注文方法を決めて注文する

    最初の注文を出すことを『エントリー』とも言います。

  • 保有
    次ステップの決済していない状態を『ポジションを持つ』と言います

    買いのポジションを『ロングポジション
    売りのポジションを『ショートポジション』とも言います。

  • 決済
    買いエントリーしたポジションは売り、売りエントリーしたポジションは買う

    利益が出た状態で決済することを『利確(りかく)』
    損失が出た状態で決済することを『損切(そんぎり)』と言います。

取引き数量って・・・?

FXでは取引き数量の単位に『Lot(ロット)』ってのを使うんや

Lot(ロット)とは

FXではあらゆる国の通貨が取り扱われている為に、共通の単位として『Lot』を使用します。
1Lot=1万通貨で0.01Lotから取引き出来ます。
※1Lotの通貨量、取引き時の最小Lot数はFX会社によって異なります。

『1万通貨』?? なんのこっちゃ???

1万通貨とは

日本円なら1万円、米ドルなら1万ドル(1ドル=140円なら140万円)のようにその国の通貨が1万枚という意味です。日本円が基準ではないので注意しましょう。

ほんだら、いよいよ実際にトレードしてみよか

よっしゃ!頑張るで!!

ひつこいようやけどデモ口座で練習な!

自分のお金を守るために!!!

何度も言いますが、まずはデモ口座で練習!!!

もし、まだデモ口座を作っていない方はコチラ↓↓↓



MT4を使った取引きの方法はコチラ↓↓↓

FX会社の独自ツールを使用している方はホームページなどで確認して下さい。

まとめ

第2章のまとめ

①ローソク足は始値・終値・安値・高値で出来ている
②ローソク足には陽線と陰線がある
③ローソク足が並んだものをチャートといいトレンドやレンジが分かる
④注文には成行注文・指値注文・逆指値注文がある
⑤トレードの流れ

  • 注文
    通貨ペア、取引き数量、注文方法を決めて注文する
  • 保有
    決済していない状態を『ポジションを持つ』と言います
  • 決済
    買いエントリーしたポジションは売り、売りエントリーしたポジションは買う

トレードに慣れるまではデモ口座で練習する


お疲れ様でした

これで第2章はおしまい

次の章では、取引に必要な情報をもう少しだけ解説します


では、第3章でお会いしましょう!

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