【システムトレード】EAを選ぶポイント

システムトレード

どんなEA選んだらええんか、よう分からんわ

いくつかポイントがあるから見ていこか

販売サイトや無料EAサイト、SNSなど色々なところからEAを入手出来るようになりました。
そんな中で「どのEAを選んでいいか分からない」という方は多いはずです。

この記事ではEAを選ぶ時のポイントについて解説しています。

ただし、一点だけ注意!!

この記事の内容はおーしゃんの私見ですので、その点をご理解、ご了承の上で参考にして頂けたら幸いです。

まずダマされないために

キラキラした広告に

  「毎月100万円の利益を目指せます!」

  「1億円はただの通過点にすぎません」

なんて売り文句見たことありませんか?

「おぉ~なんか凄そう」と思った方は要注意です。
目指すことは誰だってできます。でも毎月100万円の利益が出るとは言ってません。
ただの通過点、と思うのは勝手ですがいつ通過するんでしょう?

こんな売り文句で販売しているものは99.9%詐欺商材と言っても過言ではありません。

まともなデータも提示せず煽り文句だけの広告には絶対に手を出さないことを強くお勧めします。

EAを選ぶ時のポイント

では、何を見て判断すればよいのでしょうか?

  • バックテストが公開されている
  • フォワード計測がされていて公開されている
  • 真っ当な開発者である

バックテストが公開されている

過去の値動きのデータを使ってEAの性能をテストすることを『バックテスト』といいます。

下の画像はバックテストのレポートです。

このレポートの詳しい内容は別で解説しますので、ここでは割愛させて頂きます。
ここでのポイントは画像内の赤枠で囲った『期間』です。

この期間が10年以上あると、データとしての信憑性が高いと言えます。

逆に期間が短い場合は、成績が良かった期間だけを切り取っている可能性があるので注意が必要です。

上のA、Bふたつの損益グラフを見てどう思いますか?

Aは使えそうやけど、Bはないなぁ

この損益グラフだけやったらそう思うわなぁ

実はふたつのEAは同じEAの損益グラフです。

10年以上のバックテストをするとこのような損益グラフになります。
全く印象が違うのが分かりますよね。

10年以上の長期バックテストのデータが公開されていること

これはEAを選ぶ時の最低条件だと言っても過言ではありません。
また、損益グラフだけで判断しないことも重要です。

バックテストの見方に関してはコチラの記事を参考にして下さい↓↓↓

フォワード計測がされていて公開されている

EAは開発の途中で『最適化』を行います。
最適化とはテクニカルのパラメーターを調整してより優位性のあるパラメーターにすることですが、これをやり過ぎると『過剰最適化(カーブフィッテイング)』になってしまいます。
過剰最適化してしまうと「検証期間の相場には優位性があるけど、将来の相場に合っていない」ということが発生する可能性があります。

そこで真っ当なEA開発者は『フォワード計測』を行います。
実際の口座でEAを稼働させ検証を行います。

このフォワードデータが公開されていて、バックテストの損益グラフとかけ離れていなければ過剰最適化の可能性も低いでしょう。

実績を公開していても携帯の画面で公開しているフォワードデータはあまり信用しない方がいいかもしれません。
携帯画面の取引き結果は決済したポジションの結果だけを表示します。
保有中のポジションは表示されていません。
もしかしたら、大きな含み損を抱えてるかもしれません。

また、デモかリアルの口座かも分かりませんので「1日で何十万」という結果があっても、デモ口座で高ロットでエントリーしておいて、利益が出たポジションだけ決済して公開している可能性もあります。

信憑性の高いフォワード成績の公開方法としては『Myfxbook』や『REAL TRADE』があります。

おーしゃんの『REAL TRADE』

真っ当な開発者である

最後のポイントは主観的になってしまいますが、結構重要なポイントだと思っています。

先述した『長期のバックテストを公開しているか』『フォワードデータを公開しているか』に加え、SNSでどんな発信をしていてるかを確認してみて下さい。

まとめ

EAは長期目線で判断することをお勧めします。
短期間での爆益、一撃○○万円などの謳い文句は破綻する可能性が高いと考えて下さい。

バックテストやフォワードデータなど、数値的な根拠が示されていることが重要です。

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